ドアクローザーは安全装置

ドアクローザーとは、ドアや扉の上部に取り付けてある装置で、ドアや扉を開けたときに自動で閉める働きをします。ドアクローザーには勢いよく閉まらないようになどの工夫がされています。ドアクローザーは、ゆっくりとドアや扉を閉まるらせることで、音の衝撃をやわらげたり、指を挟んだりしないなどのケガの防止にも役立っています。ドアクローザーは、ドアや扉を開けた際に人の力を加えなくても閉まるので、風などの勢いで閉まることがないですし、開かないようにすることも可能なので、ドアや扉の安全装置となっています。ドアや扉を全開にしても、勢いよく閉まらずに、一定の速度で閉じていき、完全に閉まる直前はさらにゆっくりとなるので、閉まるときの音が静かになります。また、ドアクローザーは一定の位置で開けたままにしておくこともできます。ドアクローザーは、玄関などの重いドアや大きなドアに設置されていることが多く、室内などの軽い扉には設置されていることが少ないです。病院などの非常扉には見られます。

ドアクローザーの構造と調整

ドアクローザーの仕組みは、ドアを開けたときに力をバネに溜めて、油を利用した速さを減らしてくれる装置によって勢いを抑えるようになっています。いわゆる「油圧式」で動いています。その中の油がもし漏れてしまうと、ドアクローザーの中の器具が破損している可能性があるので交換する必要があります。もし、ドアの閉まる音が大きくなってきたら、ドアクローザーの調整をする必要があります。ドアクローザーの右側に、ドアを開閉する際の速度を調整するバルブが2つついています。上のバルブと下のバルブは働きが異なります。上のバルブはドアを全開にした所から閉まる直前までの速度を調節します。一方、下のバルブはドアが閉まる直前から閉まるまでの速度を調整します。ドアクローザーは壊れることがあり、そも多くがドアクローザーを取り付ける際に必要な「三角板」の破損です。ビスやネジなどが外れた場合にはすぐに付け替えないといけません。壊れたままにしておくと、もとに戻りづらくなります。

ドアクローザーの取り付け方法

ドアクローザーには「スタンダード式」と「パラレル式」の2つの方法で取り付け方法があります。スタンダード式は、ドアが開く側と同じ側に取り付けるタイプです。例えば外に向かってドアを開く場合には、スタンダード式では玄関の外側に取り付けます。パラレル式は、ドアが開く側とは反対側に取り付けるタイプで、外に向かってドアを開く場合には玄関の内側に取り付けます。ドアクローザーの価格は、大体5000円前後でホームセンターなどで販売されています。ドアクローザーの関連商品→ドアクローザー ニュースター リョウビ miwa nhn リョービ ryobi ニッカナ 美和ロック トステム コンシールド newstar 小型 yamaha star ykk yale

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